日本の「本当の」コロナ死亡者数の推計方法とその推計結果(2020年3月分速報)

こんにちは!ようやく緊急事態宣言が終了し、新しい生活様式を含め第二波に向けての準備が進みつつありますがいかがお過ごしでしょうか?

Scivanの会社は評判リスクをとらない会社なのか、先進的なのかわからないですが、まだ引き続き「自粛(仕事・会議はリモート、イベント、飲み会参加禁止、オフも自粛等)」が求められています。

さて、世界において、新型コロナの死亡者数は正確に測られてなく、実際はもっと多いというニュースが流れています。

本当の死亡者数推計の考え方

例えば、この記事。根拠は以下のとおりです。

・ニューヨーク州の2020年の3月11日~5月2日の新型コロナウイルスの死者は1万3831人、感染の疑いが高い死者は5,048人、合計18,879人と報告されている。

・ニューヨーク州の過去5年間の3月11日~5月2日の「すべての要因による」死亡者数は、7,935人。

・一方2020年の3月11日~5月2日の「すべての要因による」死亡者数は、3万2,107人。過去5年間より「305%」多い。

・過去5年間と2020年の死亡者数の違いが「新型コロナウイルス」の影響だけとするなら、32,107人-7,935人=24,172人が新型コロナウィルスの「本当」の死亡者数になるはずである。これは、実際の報告より5,293人多い。

日本の本当の死亡者数は?

さて、この考え方を「日本」で適応してみます。というのも本日、ようやく2020年3月の死亡者数統計が開示されたからです。

まず、国内の2010年から2020年3月までの月別の死亡者数をグラフにしてみました。

日本における月別死亡者数推移 各年比較

赤太線が2020年1月から3月の死亡者数です。これだと、毎年ばらつきがあってよくわからないですが、月別の「傾向」としては2020年3月だけ他の年と比較して大きく上昇してはいないということがわかりますね。

次に、過去5年間(2015年~2019年)と過去10年間(2010年~2019年)の平均と2020年の死亡者数を比較してみました。

日本における月別死亡者数推移 過去5年、10年平均との比較

過去5年間の平均と2020年は3月を含めて、見た感じはほぼ一致しています。

ただし、先のニューヨークの考え方を踏襲すれば、2020年の3月の死亡者数は119,161人で、過去5年間の3月の平均死亡者数は118,809人ですから、2020年3月の新型コロナウイルスの本当の死亡者数は119,161-118,809=352人ということになります。

一方、日本が報告している2020年3月の新型コロナウイルス死亡者数は51人ですので、実際の報告より352-51人=301人多いということになりますね。

ただし、2020年3月の死亡者数119,161人に対しての過去5年平均の3月の死亡者数118,809人は「0.3%」の違いと先ほどのニューヨークの「305%」の違いと比較すると、「誤差」の範囲であり、上記結論も実際は誤差の範囲であると考えています。

4月の統計で結論がでる?

問題は「4月」がどうなるかですね。2020年4月の新型コロナウイルスの報告されている死亡者数は359人でしたので、この値と「本当」の死亡者数を比較してみたいと思います。

来月の同じ時期に4月の日本の「死亡者数」が公表された時点で、また更新しますので、関心ある方は、是非登録宜しくお願いします!

以上、Scivanでした。