欧米を中心とした「第二波」は収束傾向か。今後第三波予備軍に注視が必要。

Scivanです。今回は少し一歩ひいて、世界全体の感染者数、死亡者数から、「波」が見えた来たのでそれを共有したいと思います。

中国を中心とした第一波より格段に大きい欧米を中心とした第二波

まず、下図は、世界における一日あたり感染者数、死亡者数推移です。

世界における一日あたり感染者数、死亡者数推移

1月から2月の中国を中心とした「第一波」の後に、それより格段に大きい波として欧米を中心とした3月からこれまで続いている「第二波」が来ています。

中国を中心とした「第一波」は武漢ロックダウンが1月23日でで、その「13日後」に感染者数のピークが来ています。

欧米を中心とした「第二波」は、大半を占める米国の感染者が途中で増加したり減少したりしているため、波打っています。

第二波は収束傾向、ただし数による影響は非常に大きい

第二波が結局収束傾向がどうかはこのグラフではわかりにくいため、別の指標でのグラフを見てみましょう。

下図は、世界における累計感染者数増加率、累計死亡者数増加率(前日比)の推移を示したものです。

世界「累計」での増加率を見ているので、世界で発生した当初の「第一波」における増加率が大きくでていることは注意が必要です。

世界における感染者数増加率、死亡者数増加率(前日比)推移

これを見ると、先ほどのとおり、中国を中心とした第一波は2月末で収束しています。

また、3月初めころから欧米を中心とした第二波が発生しています。この第二波は、3月末あたりの10~15%増加をピークに下がり始めており、現時点では、収束傾向にあると考えられます。ただし、まだこれまでの世界の「累積感染者数、死亡者数」の「5%」が毎日増加しているため、数としての影響は非常に大きいです。

今後第三波予備軍に注視

さらに今後は、「インド」や「南米」、そして「アフリカ」といった地域での第三波、第四波がくる可能性があります。特にインドは人口が多いため、数の上で非常に影響が出ることが懸念されます。現在インドはロックダウンされてはいるようですが、職がなくなった難民で溢れるなど感染拡大が危惧されます。現時点で、インド、南米のブラジル、ペルーが感染者数のトップ20国に入る(過去記事参照)など次の波予備軍が見えています。

以上、今回は少し俯瞰して世界における新型コロナウイルスの「波」を見てみました。

それではよい一日を!