日本の感染者過少評価の理由

Scivanです。連続での新型コロナウイルスの投稿になります。

日本の感染者は2月24日時点で147人になったということですが、これは明らかに過小評価です。その理由を書いていきたいと思います。

下記は、厚生労働省が開示している国内の状況についてのデータです。2月21日の時点ですが、PCR検査実施数1,522人のうち6%の93人が陽性だったということです。

一方、最近感染者が急増した韓国の状況についてのデータが以下です。2月24日時点で、検査実施数32,756名のうち、3%の833名が陽性だったということです。

The Updates of COVID-19 in Republic of Korea
As of 24 February, 2020

ここで驚いた方もいらっしゃるかもしれませんが、検査実施数が日本は1,500人程度、韓国は3万人以上と、20倍違うことになります。

韓国のほうが日本より感染者が多くなる正統的な理由はないと考えています。韓国では宗教集会で多く発生したとありますが、似たような大規模な集会などは多かれ少なかれ日本でも開催しているでしょうし、感染者が多く発生している中国からの旅行客の韓国への人気は日本と比較すると少ないです。

例えば、中国からの2020年の春節期間の人気行先国トップ10は以下のとおりです。短期では1位が日本、2位がタイ、3位がシンガポールですね。長期では1位がアメリカ、2位がイタリアとなっています。

実はこの中国からの旅行者の人気先ランキングと、「韓国を除く」、感染者実績ランキングの相関が高いことがわかります。

感染者実績ランキング(2月23日時点)
1位韓国602人、2位日本132人、3位シンガポール89人、4位イタリア76人、5位米国35人

なぜ韓国だけ中国からの旅行者人気がないのに、感染者が多くなっているのでしょうか。それは、検査対象が非常に大きいため、結果として感染者が大きく見えているだけの可能性があるということです。

新型コロナウイルスの感染者数(中国以外)推移

今後、日本だけでなく、シンガポールやイタリア、米国、タイなど検査対象を増やせば増やすほど、感染者数が韓国以上に増える可能性が高いということです。

なお、なぜ韓国の検査対象数が日本の20倍が可能となっているのか、その理由を知っている方いらっしゃいましたら、コメント等で教えてください!

それでは!