新型コロナウィルス感染者数と死亡率現時点まとめ

ここでは、社会的関心の高い「新型コロナウィルス」の情報も提供していきたいと思っています。

WHOは毎日「Coronavirus disease(COVID-2019) situation reports」で感染者数(報告事例)を掲載しています。

このレポートからのデータをほぼ毎日エクセルにしてtwitterでつぶやきはじめました。

WHOの報告は一日遅いので、最新ではないのですが、時系列推移を追うのには大変貴重なデータとなっています。

下に1月21日から2月21日までの1か月間の新型コロナウィルスの感染者と死亡率推移を載せました(twitterではほぼ毎日グラフ更新していますので関心ある方はそちら登録を)。

新型コロナウィルスの感染者数と死亡率 推移

1月21日は感染者数282名でしたが、僅か1か月(31日)で76,769人となっています。31日で272倍ですのでこの期間感染者数は1日あたり平均1.2倍増加したペースとなります。

ただ、最近の中国での感染者の増加ペースは1%程度と非常に下がっており、在宅勤務、体温測定、飲食店デリバリーのみなど、厳格な対応が功を奏してきたとも考えられます。

「こちらでは在宅勤務です。自分の住んでいる集合住宅も、住人以外の出入りを禁止し、スーパーでも体温測定をパスしないと入れません。飲食店もデリバリーのみです。買い物に出るとき以外は、感染リスクは高くありません」

「中国から見た日本」の感染対策が甘すぎる理由

一方、日本の感染者数は以下に示すように、2月13日29人あたりから急激に増加しており、2月21日に93人と8日で3.2倍、この期間感染者数は1日あたり平均1.16倍増加したペースとなります。韓国は1日で倍になるなど、これから中国以外の国で感染者の普及期が到来する可能性が高くなっています。

新型コロナウィルス 日本感染者推移

死亡率は、最初のころは時系列のデータが揃っておらず、不安定でした。その理由は、初期のころはその時点の死亡者数をその時点の感染者数で割ったものは正確な死亡率とはなり得ないです。というのは死亡者は感染した時点での感染者数の中から出てくるため、死亡者数@死亡時点/感染者数@その死亡者が感染した時点での計算が必要になるからです。

現在は、どちらで計算してもおおよそ2.8~2.9%となっていますので、そのあたりが死亡率といってよさそうです。

死亡率(致死率)は、MERSで3割、SARSで1割で少ないといえますが、インフルエンザ0.1%よりはるかに高いです。

さらに、感染力を示す、基本再生産数(1人の患者が免疫を獲得するか死亡するかまでに感染させる人数のこと)は新型コロナウィルス1.4~6.6と、SARS(2-5)やインフルエンザ(2-3)より強い可能性が高いです。実際SARSは8,096人が感染者数ですが、新型コロナウィルスは先に述べたとおり76,769人で現在も複数の国で増加しています。

非常に感染力が高く、致死率も高いウィルス(ワクチンもない)いうことで、いまこの段階で政府トップダウンでの対応をしなければかなりまずい状態(第二の武漢状態)になる可能性があると思います。